なぜ細部におけるウソがいけないのか
我々が知り得た事実は、曺貴裁監督がJリーグの管理下で申告のあったパワーハラスメントの調査が行われるということ。
そしてそうした申告をした人がいるということだけだ。
そこから明らかになる事を待てばいい。
さて、超ワールドサッカーだ。
ベルマーレのサポーターなら分かるウソが散りばめられていた結果、記事の取り下げを表明。後日検証記事が掲載されることとなった。
超ワールドサッカーはメディアとして生死の境にある事を知った方がいい。
謝罪のツイートは全方位に謝罪しているようで肝心の対象が抜けている。
本件のパワハラを受けたとされる名前の出ていない誰かに対する謝罪だ。
ウソのある記事は信用性を一気に失う。
少しのウソが記事にある全ての内容をウソのように捕らえられてしまう。
少しのウソがある記事の結果「パワハラを受けた誰かの被害報告までウソ」とSNSを中心に蔓延する可能性がある。いや、現にそういう発言が散見された。
SNSはみんなが大人というわけではなく子供もいる。大人だろうが子供だろうが関係なく共感を得られた発言は拡散される。そこのコントロールは基本的に不可能だ。
だから細部にわたってウソを排除することが必要だ。
そこまで考えずにコタツにぬくぬくとつかってぽちぽちと書いた記事が憶測の渦を呼び被害者を傷つけている事に無頓着なのが問題だ。
たとえ、アクセス目的であろうが、PVを狙って稼ごうが、アフィリエイトだろうが、ビジネスの目的がなんであるかはどうでもいい。
究極的にメディアというものは弱者に寄り添いつつ、未来に渡って改善を求めるという基本だ。そういうプライドがない超ワールドサッカーはメディアとは呼べず消えてくれて結構だと考える。
湘南地域においてメディアの選別について進捗があったことは不幸中の幸いだ。