【07/14(H):神戸】今年目指した湘南といつか見てきた湘南
イニエスタ選手の恩恵を受けているのは、もしかすると我々のような対戦相手かもしれない。ヴィッセル神戸戦のチケットはホーム側が売り切れていた。昨年は「I need ticket」を掲げる方もいたが、今年は見なかった。
湘南ベルマーレは3月の仙台戦以来となるホームでのリーグ戦勝利を収めた。
友人の兄貴は、ほぼ「イニエスタ目当て」で年明け早々、メイン特別席のシーズンチケットを購入されていた。決して安くないお値段でお買い上げいただき本当にありがとうございますである。
それだけじゃなく、ダイナミックなプライシングでいつもより余計に高値のついたチケットで購入された人が多かっただろうと想像がつく。
さすがにゴール裏で5,100円はアレだが「勝利を渇望して目一杯応援する体験」にどこまで出せるかは個人に委ねたい。(そんな値段なら俺は出さないけど)
それにしてもぴあのシステム利用料は高そうだw
試合前には「7Gでバルサユニ着てる奴いたら脱がす」とか勇ましいSNSの書き込みを見たが、その必要もないだろう。
そのくらい初見の来場者には湘南ベルマーレのサッカーがおもしろいと思ってもらえただろうし。
しかし、今年に入ってからやっていた湘南スタイル2019ver.とは違う「どこか懐かしさのある湘南スタイルサッカー」だった。
この既視感はなんだろう。
20本を超えるシュート(DAZN速報値)を打ち、その過半数が枠内で、逆転勝ち。ラインを高く保ち、ボールを狩る意欲や、両ワイドの積極的な攻撃参加に、久しぶりのセットプレーでの得点などなど…
素直に嬉しいはずなのに。
私は本職じゃないから分からないけど、
もし曺さんが今年目指したサッカーから、いつか見た湘南スタイルへと元に戻したのではないだろうかと仮定して、この既視感がそれによるものならば、どう受け止めたらいいのか悩ましい。
勝つことは重要なのだが、なにを目指し諦めて未来に向けてどうしていきたいのか。曺さんなら「質問の前に考えろ」と言いながら答えてくれるかもしれない。感謝の集いまで覚えていたら聞いてみよう。
ま、そんなこんながぜんぶ思い過ごしであってくれればいいのだが。
流石に札幌は行かない。
トッケイセキュリティ平塚総合体育館でFリーグを見ることにした。あの日の平塚ふたたびとなることを目指し共に勝利のダンスを踊りたい。