湘南のゴール裏の中のひとり

湘南ベルマーレを中心にふらふらしております

「NONSTOP FOOTBALLの真実」は2016年から変わった

NONSTOP FOOTBALLの真実 第5章 -2018覚悟-が話題だ。

ついに今日、スッキリにも取り上げられてしまった。

あとはNONSTOP FOOTBALLの真実feat.情熱大陸がくるのでないかと期待が止まらないw

 

改めて見る。

湘南ベルマーレがリリースしたDVDは8枚。

以下のタイミングで作られている。


2009年 初のJ1 復帰を果たした時

2012年 曺監督、初昇格

2014年~2018年 NONSTOP FOOTBALLの真実

2018年 50周年DVD

 


50周年DVDは毛色が異なるとして、

タイプは3つに分けられる

① 昇格したチームを見て欲しい:2009年、2012年

② 今シーズンこれだけうまくいきました:2014年、2015年

③ うまくいかなかった時ありました:2016年以降

 


NONSTOP FOOTBALLの真実は

シリーズとして一体化していると思うが、

その構成や視点の違いから前期と後期に分けられると考えている。

 


そのポイントは2016年は降格を喫した年にある。

 

2016年のNONSTOP FOOTBALLの真実には
2014年、2015年と比べて明らかな違いがある

コントラストが強く暗い画づくり

② 選手のインタビューに配分を多く割く

③ 監督が辞める事を考えていたという内部暴露

 


「降格したのに作った」という視点に目がいきがちだが本質はそこではない。

ドキュメンタリーとして一皮剥けるきっかけになったのが2016年だと言える。

 


2018年DVDで繰り返し取り上げられるアウェイ清水戦。

 


この源流は2016年のアウェイ甲府戦に見て取れる。

アンドレ・バイアを上げてパワープレーを仕掛けてカウンター食らったあの試合。

普段は寡黙な高山薫がDF陣に具体的な指摘を入れている。

 


が、ここで議論が起きなかった(あるいはカットされた)2016年と、

秋元選手が梅崎選手にふっかけて議論が起きた2018年にチームとしての成長も見られる。

 

 

また梅崎選手の一連の流れに続く

曺監督の「オレだけがキレてもしょうがない」にも源流はある。


2016年アウェイ浦和戦。

前がかりで、相手FWとの競り合いに負けてから4失点を喫した村山選手を叱る監督

2017年アウェイ山形戦。

戦う姿勢が見えない選手を挙げて叱る監督。

当時「激おこ」と話題になったはずだ。


でもそこに議論がある形跡は見当たらない。

2018年は議論が起きて、

答えを見いだせるところまで進んだ。

 


曺監督の「ずっと待ってたんだよ」は2016年から見ると感慨が深い。

 


話題となった今だから「NONSTOP FOOTBALLの真実第3章」を改めて見直すことをオススメしたい。

きっともっとベルマーレが好きになるはずだ。