【弱き者の考える】夏の移籍
常々、湘南ベルマーレは残留が最低かつマストの目標であると思っている。
何言ってるんだ?あたりまえだろ。はその通りなのだが、事情は去年あたりから毛色を変えてきた。
普通に主力が夏に抜かれる。
現に湘南ですら去年、徳島ヴォルティスから山﨑凌吾選手を引き抜いている。やっておいてどの口が言う?ではあるが、こういう引き抜かれ方はそのチームにとって痛い。
湘南の選手は「よく走る」「献身的」「球際の強度が強い」などわかりやすいイメージがある。加えて、湘南の選手はクラブの規模もあってお手頃ときた。そりゃあまちがいなく引き抜きにあう。
さて、岩政大樹さんのことだ。
きっと鹿島アントラーズから安部裕葵選手が引き抜かれることを意識したであろうブログ記事がアップされた。要約すると、J2のクラブに対し「アントラーズがJ2から主力を引き抜きますよ」という注意喚起の声明だ(ちがう)
岩政さんくらいなら、
「これが世界のマーケットであり、我々は巻き込まれているのだ。選手が引き抜かれるのは覚悟したほうがいい」
とでも言ってくれればカッコいいのにと思う。
また、J2からJ1に引き抜かれるような世の中でいいんですか?的な意見表明は岩政さんにしてはダサい。
Jリーグ全体の問題にしたくて、そう言う文面にしたのだろうが「そりゃてめーのチーム湘南やヴェルディからオフにしこたま抜いてきただろうが」としか思えない。
DAZNが来ると決まった時、
こんなことになるのは分かりきっていたことなのだ。湘南ですら移籍金上等で引き抜くのだから、さらに大きいところから引き抜かれる未来は。
個人的に、齊藤未月や杉岡大暉とシーズンを過ごすのはそんなに長くないと思っている。もちろん痛手だ。その証拠に2019年はいないと思ったから、2018年は杉岡大暉のユニフォームにしたくらいだ。(ま、居たけど)
世界はもっと大きなレベルのビジネスで回しまくっている。その渦に巻き込まれたのだ、J1どころかJ2もろとも。
大事なのは、引きかれるときは移籍金をしっかりともらい、引き抜くときは移籍金をしっかりと支払うことだ。(トカチについては目を瞑るw)
クラブを象徴する選手や活躍した選手にはいて欲しいとも思うが、挑戦したいと思う気持ちには行ってこいとも言えるようにありたい。
弱者にとって夏だろうがオフだろうが移籍というのは、悲しく辛く痛手でも送り出しては活躍を祈っているようなもんだ。
他サポだけど、山田直輝選手のレッズでの活躍期待しております。もう一度代表で見たいぞ! pic.twitter.com/t8H8x8Ekia
— 千田純生 (@chidajunsei3163) 2017年12月7日
ようこそ岩政さん。
移籍を憂う弱者の世界へ。